2009年12月26日

新・刑事コロンボ/汚れた超能力

私、超常現象を懐疑的に紹介しているサイトの管理人と言う一面も持っていますが、その感覚から言えば非常に頼もしい(?)内容のはずですが…まぁ、ストーリーはこんな感じです。

エリオット・ブレークは超能力者を自称するインチキマジシャン。ESPテストで超能力を実証し、軍部に売り込みをかけようとしますが、その検証を一人のマジシャンが行ないます。もちろん結果はマジシャンにインチキを見抜かれ…というストーリー展開を予想したんですが、実験は成功してしまいます。


そしてそのテストをプロデュースしたマジシャンは自作のギロチンマジックの仕掛けで誤って命を落としてしまいます。そしてその死を不審に思ったコロンボが捜査に乗り出しますが…

作中で何度もマジックのタネアカシが行なわれそうになりますが、ストーリーのキーとなる超能力検証で行なわれたトリックのみで止まっています。コロンボが捜査の過程でマジシャンやマジックショップの店長らに必要に駆られてタネを尋ねますが、誰も答えなかったり。

ただ、捜査のきっかけとなったギロチンのマジックに関して見る側へのタネアカシは行なわれませんでしたが、コロンボの事件解決の方法としてはちょっと…。

コロンボ・シリーズでのクオリティーはかなり低い方。扱っているテーマは非常に面白いのですが、「トリック&マジック」もしくは「超能力暴き」なんかのテーマなら、日本のドラマ「トリック」や「ガリレオ」の方が出来がいいですねぇ。まぁ、こんな比べ方をすべきではないでしょうが。





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posted by Elwood at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | マジックが関わる作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

プレステージ

まず私の持論ですが、映画に限らずマンガ、ドラマ、小説などのあらゆる新しい物語に接した時、人は無意識にその作品の世界が我々の住む世界につながっているかどうかを判断しながらストーリーを受け取ります。主人公の超人的活躍があっても、それが現実に起こりうる世界の話なのか、ファンタジーの世界なのか。

具体例を挙げると「ロッキー」は現実の世界につながっていますが、「スーパーマン」は現実の世界とはかけ離れた世界のお話です。

これを踏まえてこの作品を紹介すると・・・ちょっとズルイと言える作品です。

19世紀末のロンドンを舞台に2人の天才マジシャンの確執から来る戦いを描いています。そこには映画にありがちなライバルが切磋琢磨する明るい競争ではなく、相手の興行(ショー)に忍び込み、演技を失敗させるなど陰湿な雰囲気がふんだんに盛り込まれています。

ただ、前述の持論で話をするとマジックをテーマにした映画ではファンタジーが入り込む事は“決して”許されません。例えば映画の中に超能力者が、もしくはドラえもんの道具が出てくれば作品中ではマジシャンの存在価値はなくなってしまいます。

ネタバレを避けながら、それでもこの作品の最大の問題点を挙げるとすれば、現実とファンタジーの境界を微妙に侵犯しています。これはどうかなぁ・・・と感じてしまいます。

純粋に作品そのものは合格点以上のものを付けられますが、残念ながら(最近の映画に多く見られる傾向ですが)最低2回以上見ることを前提とした難解なシーンが随所に見られます。そこが良いと言う人もいるかもしれませんが、そこは皆さんの判断にお任せします。

ただし、初めてこの映画を見る人には「カゴのカナリアの気持」「不思議現象に命を懸けるマジシャン」と言う2つのポイントを念頭にご覧ください。



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2009年12月07日

トリック劇場版

マジシャン・山田奈緒子と物理学教授・上田次郎のコンビによる超常現象の謎解きを行なうミステリー(コメディー?)ドラマの映画版の第一弾。

まぁ、あらすじなんかはどっかの映画サイトをご覧ください(笑)。このブログで注目すべきはマジックなんで。

ストーリー中、神様を名乗る3人の男たちがそれぞれの力を示すために不思議な現象を見せ付けますが、当然すべてマジック。そしてその神様がニセモノだと暴くために、当然タネアカシが行なわれてしまいます。まぁ、実際は宴会芸に毛が生えた程度のものなんで問題ありませんが…

自らも神様を演じるために山田奈緒子もマジックを行ないます。しかし、こちらは「手のひらの塩を消したり出したりする」マジックでしたが、さすがにこちらのタネアカシはありませんでした。それもそのはず、このマジックは非常に単純でありながら、非常に効果的なのでマジシャンにとっては一番タネアカシされては困るマジックですから。

とはいえ、2006年公開の洋画でCG使いまくりの“ある映画”で主人公がこのネタを使ったマジックに失敗してピンチになるコミカルなシーンがありましたが、これはいただけなかったなぁ…




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posted by Elwood at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | マジックが関わる作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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