この映画、何となく見に行った程度の映画でしたが、意外に面白い映画でした。
あらすじは割合ありがちな内容で、突然自分の人生を描写する謎の声に悩まされる主人公が悪戦苦闘するというもの。仕事に悩み恋に悩み、そして・・・その声の主を突き止めたときにストーリーは少々シリアスな内容になっていきます。
映画紹介番組でストーリーは知っていて、もっとコミカルな映画と思っていましたが、見方によってはなかなか深い映画でした。まぁ、確かに途中、冗長で退屈な展開もありますが、そこに登場する(主人公以外の)人物の心理を想像すると、ほんのチョイ役のバス運転手の女性の思いも読み取ろうとするといろいろな見方ができます。
特に「声の主」の正体とその人物の心情(”彼女”のそれまでの行いも、もしかしたら同じことが過去にあったのではないか?などを考えると・・・)、そして最後の選択など、もちろん予想できそうな内容でもありますが、期待しなかった割には面白い映画でした。
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